令和2年志木市議会12月定例会が開会した。
安藤圭介議長は、出席議員14名が集まり、議会は成立したことを報告した。
会期は本日から12月16日までの22日間と決定される。
市長の香川武文氏は、提案する9つの議案について説明を行った。
主な内容としては、志木市一般会計補正予算や各条例の一部改正がある。
特に注目されるのは人事院勧告を踏まえた職員の期末手当の改定に関するものである。
この改定により、職員の手当てが0.05引き下げられることとなる。
議案78号から80号にかけては、志木市国民健康保険特別会計や介護保険特別会計の補正も提案された。
これも歳入歳出の減額が含まれているものの、予算総額の調整が求められている。
市長は新庁舎建設工事の進捗状況も報告し、現在は基礎杭の設置作業が行われている。
併せて新型コロナウイルスに対応した福祉避難所設置訓練の実施や、地域経済支援のためのプレミアム商品券の発送状況も説明された。
これらの報告に対して、議会は質疑を行い、特に第82号議案と第83号議案は議題として一括上程された。
両議案とも原案のとおり可決され、職員及び議員の期末手当の額が改定される運びとなった。
最後に、安藤議長は次回日程も確認し、11月30日の本会議で提案された議案に対する総括質疑を行うことを伝え、散会を宣告した。