令和4年3月、志木市議会の定例会では、重要な議題が多数上程された。
特に、志木市職員の育児休業等に関する条例の一部改正が注目された。この議案について、香川 武文市長は、家族や子育て世代が働きやすい環境を目指す姿勢を示し、支持が集まった。
また、志木市防災会議条例の改正も議論され、市民の安全確保のための強化策が協議された。これは新たな災害対策に向けた取り組みの一環であり、市民の意識を高める重要な議案である。
令和4年度の一般会計予算案も上程され、社会保障や教育分野への配分が強調された。吉澤 富美夫議員は、予算案に賛成し、特に子ども家庭総合支援室の設置が未来に向けた重要な施策であると述べ、各施策の充実が期待できるとした。
一方で、志木市のいろは親水公園整備・管理運営事業に関する変更案については、賛否が分かれた。水谷 利美議員は予算の増大に反対を表明し、透明性の欠如を指摘した。彼は市民の合意を得る重要性を再三強調した。これに対し、天田 いづみ議員は賛成の立場を示し、環境市民会議の意見を反映した修正案に意義を見出した。
さらに、ロシアによるウクライナ侵攻に対する抗議決議も採決され、全会一致で可決された。この決議は国際的な問題意識を訴えるものであり、志木市議会としての立場を明示する重要な意義があるとされる。
今回の議会では多くの議案が一括上程され採決が行われました。