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志木市議会、個人情報保護条例を可決

志木市議会が個人情報の保護に関する法律施行条例を可決し、重要な方針転換を行った。市長は市政運営の糧へとする意向を示した。
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志木市議会の令和4年12月定例会は、重要な議題が上程された。

議題の一つである第89号議案、志木市個人情報の保護に関する条例に関して、議員たちの間で活発な議論が交わされた。水谷利美議員は、個人情報保護条例の廃止を強く批判し、「今回の法改正は目的外利用を可能にするため、志木市の条例違反である」と述べ、反対の立場を取ることを明らかにした。

一方、賛成の立場を示した河野芳徳議員は、「法に従いつつ、個人情報の保護とデータ流通の両立が求められる」と強調し、国の法律に基づく施行条例の必要性を訴えた。これらの討論を経て、最終的に第89号議案は可決された。議員の意見が分かれる中でのこの結果は、今後の個人情報保護に関する方針にも影響を与える可能性が高い。

また、第87号議案の令和4年度志木市一般会計補正予算も議論され、可決された。この補正予算には、さまざまな市政運営に必要な項目が含まれ、会議の中で質疑が行われた。特に、歳入歳出予算補正が今回の予算にどのように寄与するかが焦点となった。

さらに、市民文教都市常任委員会の委員長報告では、志木市景観条例の改正や指定管理者の指定についても触れられた。このような動きは、志木市の更なる発展に向けた継続的な努力の一環であり、議会が引き続き市民の利益を考慮した決定を行っていることを示している。

この定例会は全ての案件が無事に可決され、市の施策が前進する結果となった。市長の香川武文氏も、「市政運営の糧となる建設的なご意見を今後も大切にしていきたい」と挨拶し、議会への感謝の意を示した。市民との連携を深め、進むべき方向を明確にするための施策が、今後どのように実施されていくのか注目される。

議会開催日
議会名令和4年志木市議会12月定例会
議事録
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