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志木市、第3回臨時会で3議案を可決

令和2年第3回志木市議会臨時会において、教育環境の整備に向けた3議案が可決。
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令和2年10月20日、志木市役所において令和2年第3回志木市臨時会が開会した。会議では、財産の取得に関する3議案が提案され、審議が進められた。

開会に際し、安藤圭介議長は会議が成立した旨の報告を行い、続いて市長の香川武文氏が議案の内容を述べた。市長によると、提案されている議案は、志木市立小・中学校のGIGAスクール用端末や関連設備の取得に関するものであるという。

具体的には、第74号議案、端末の購入に関しては、契約が株式会社内田洋行により行われ、約3億2,560万円となる。この契約は指名競争入札の結果である。また、第75号議案では充電保管庫、続く第76号議案では電子黒板の購入が提案されている。これらの設備は、子供たちの教育環境の整備を目的としている。

質問に対して、北村竜一教育政策部長は、端末の納入が令和3年2月26日までに行われる予定で、順次準備が整ったものから納入されると説明した。さらには、教職員に対する研修も順次行われることが確認された。

一方、水谷利美議員からは入札の透明性や価格設定に関して懸念が示され、特にOECDの調査結果を挙げてICTの導入が学力に与える影響について疑問を呈した。彼は、今後の教育政策に対して、市の負担を意識すべきであると力説した。

これに対し、河野芳徳議員がGIGAスクール構想に支持を表し、ICT教育の必要性とその効果について発言した。こうした中で、各議案は討論を経て、全てが可決された。

最後に、安藤議長より本議会での審議が全て終了した旨の宣告があり、会議は閉会となった。志木市の子供たちに向けた新たな教育設備の整備が進むことで、地域の教育環境が更に充実することが期待される。

議会開催日
議会名令和2年第3回志木市議会臨時会
議事録
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