志木市議会は、令和3年12月定例会を開催し、重要な議案が提案された。
特に注目を集めたのは、令和3年度志木市一般会計補正予算(第8号)である。香川武文市長は、この補正予算が新型コロナウイルスワクチン3回目接種に必要な経費を含むことを強調した。総務部長の川幡浩之氏は、歳入歳出ともに約2億4,508万円を追加し、予算総額が314億568万3,000円に達することを説明した。市内の医療機関と連携して、接種体制の整備が進められている。
次に、与儀大介議員の欠席を踏まえた上で、議会は成り立った。安藤圭介議長が議事日程を報告し、会期は21日間と決定された。議程では、市長の諸報告の後、複数の議案が提案された。この中には、人権擁護委員の推薦に関する第62号・第63号議案も含まれていた。これらは、中西喜代子氏と木下武三氏の推薦を求める内容で、議会からの同意を得て承認された。
また、第64号議案では子育て世帯への臨時特別給付金支給事業が計上された。新型コロナウイルスの影響が続く中で、この施策により多くの家庭が支援される見込みである。大熊克之子ども・健康部長がこの給付金の詳細なスケジュールを説明した。