令和4年6月2日、志木市議会は6月定例会を開会し、本市に関する重要な議案が審議された。
出席した議員14名のもと、初めに会期が21日間であることが決定された。続いて、議長の鈴木潔氏は、4月以降の議長会や市議会の活動を報告した。特に、安藤圭介前議長に対する表彰がかけられ、市議会議長在職2年以上としての評価を受けた。
市長の香川武文氏は、まず、職員の人事異動の結果を議会に報告し、新たに就任した部長級職員を紹介した。続いて、令和4年度の教育長の任命や一般会計補正予算(第2号)についての議案を提案し、各議案の詳細説明が行われた。この中でも、市長は新庁舎建設工事の進捗状況や、地域経済応援のための商品券事業、子育て世帯生活支援特別給付金についての内容を詳しく説明した。
特に注目されるのは、低所得の子育て世帯に対する支援である。給付金は児童1人につき5万円が支給されるため、322世帯457人の子どもに対して本日支給された。また、6月23日には、住民税均等割が非課税の方への支給も予定されており、市は即応的に対応を進める構えである。さらに、新型コロナウイルスワクチン接種も行われ、4回目の追加接種に向けた準備が進行中である。
他の議案では、志木市固定資産評価員の選任や医療費支給に関する条例の改正が上程され、各議案は最終的に可決された。特にあたることは、資材の高騰に伴う補正予算が認められ、新庁舎建設の進捗に伴い、新たな計画が訴えられた点であった。
最後に、鈴木議長は散会を告げ、本定例会の次回は6月7日に開会されることが報告された。議員も市民も注目を寄せる中、本市は様々な施策を実施し続ける方針であることが確認された。