令和4年12月2日、志木市議会による定例会が開催された。
議事日程には、第89号議案から第101号議案及び第87号議案、第88号議案が含まれ、議会は全12名の出席議員にて成立した。
初めに、水谷利美議員が第89号議案について質問を行った。廃止されるのは「志木市個人情報保護条例」のみかという確認を行い、審議会の意味合いについても問うた。これに対し、村山修総合行政部長は、「これ以降の役割が変更され、外部委託の際の諮問から施行条例や安全管理の基準策定に移行する」と答えた。
水谷議員はさらに匿名加工情報に関する考え方や、市民への説明責任についても言及し、意見を述べた。
続いて、同議員は第90号議案についても質問を行った。今回の改正で10事業が追加され、依然として情報の取得に書面が必要とされる現状を指摘した。村山部長は「公的な情報連携の拡大により市民サービスの向上につなげたい」と述べた。
質疑の中、天田いづみ議員が第94号議案に関しての質問を発し、景観アドバイザーによる報酬についても言及。中森福夫都市整備部長は、「建築や都市計画に精通した方々をお願いする」と説明した。
また、セレモニーに関する議題も取り上げられた。このセレモニーは志木市民会館の閉館に伴い実施されるもので、松井俊之市民生活部長は「市民の要望に応える形で進めている」と理論的根拠を述べた。
最終的に、全議案は所管の常任委員会に付託され、12月8日には委員会が開催される予定である。一般質問は12月13日より開始されることも報告された。議会は午前10時52分に散会した。