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志木市議会、空き地対策や教育施策について議論

令和3年9月の志木市議会で、空き地対策や電子書籍の活用、災害時ボランティア登録制度についての提案がなされ、教育や地域の安全を守る方策が議論されました。
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令和3年9月志木市議会定例会において、空き地対策や教育における電子書籍の導入等が議論された。

特に注目されたのは、阿部竜一議員による空き地対策に関する提案である。阿部議員は、「空き地の管理が不十分なため、周辺住民にとって問題となっている」と述べ、草刈り後の防草シート助成の制度設立を提案した。文部科学省の支援がある中、環境保全条例に基づき、所有者が適切に管理する責務があるが、それが実行されない場合もあるという現状が浮き彫りとなった。市民的な理解を得るため、定期的な草刈りの必要性を訴え、特に高齢者が多く世帯でのお困りごとを啓発しなければならないと強調した。

次に、電子書籍の活用について、阿部議員は小・中学校での導入を提案した。具体的には、電子書籍が読書離れ防止に役立つ可能性を示し、「児童の読書量を増やすために電子書籍サービスの導入を検討すべきだ」と述べた。また、教育政策部長の北村竜一氏は、昨今の読書量減少の傾向に触れ、電子書籍活用の意義について理解を示したが、視力への影響や本の手触りが失われる懸念も指摘した。

最後に、災害時ボランティアの事前登録制度という新しい提案があり、阿部議員が提案した。事前登録することで、必要なときにボランティアを迅速に動員し、特に高齢者や身体障がい者への支援を強化できるとの考えが共有された。これに対して、川幡浩之総務部長は、「自助・共助が重要であり、地域の協力を求めていく方針になる」と述べ、地域と共に防災体制を整える重要性を認識していることを示した。

以上のように、志木市議会では、今後の街づくりや住民の安全を守るためのさまざまな提案が交わされ、実行可能な施策について活発に議論されたことがわかる。

議会開催日
議会名令和3年9月志木市議会定例会
議事録
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