令和2年志木市議会9月定例会が開催された。出席議員は14名であり、議会は成立したと認められた。
安藤圭介議長が開会を宣言した後、会議録署名議員の指名が行われた。指名されたのは、阿部竜一議員及び今村弘志議員である。
次に、会期の決定が行われた。本定例会の会期は本日から9月25日までの29日間とすることが決定された。
議長の諸報告では、議長会関係の活動が報告された。埼玉県市議会議長会の臨時総会が開催され、全ての議案が承認された旨が強調された。
市長の香川武文氏が挨拶し、提案する議案の概要を説明した。議案には令和元年度志木市一般会計歳入歳出決算認定や条例改正などが含まれ、合計16件が提出された。
特に旧庁舎の解体状況について言及された。本年2月から解体作業が開始され、現在は基礎部分の解体に取り掛かっている状況である。解体工事は9月末までに完了する見込みであると報告された。
また、市制施行50周年記念事業については、新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮し、原則として令和3年度への延期が決まったことが説明された。市民生活の状況を踏まえ、イベントの中止が検討された。
また今後の健康づくり施策の展開についても触れられ、「健康寿命のばしマッスルプロジェクト」がアジア健康長寿イノベーション賞を受賞したことが紹介された。これを契機にさらなる健康寿命の延伸が期待される。
シェアサイクルの実証実験も開始され、新たな交通システムとしての有効性が期待されている。市内に38か所のステーションが設置され、市民の利便性向上を目指す取り組みとされている。