令和3年12月9日の志木市議会定例会では、様々な議題が取り上げられた。特に秋ケ瀬運動施設の整備について議員からの詳細な質問があった。
10番の吉澤富美夫議員は、秋ケ瀬運動施設における整備状況と今後の活用について質問を行い、特に野球グラウンドやサッカー場の環境整備への要望を述べた。
吉澤議員は、外野に飛んだボールが草で埋まってしまったり、凸凹の土の部分によって練習に影響を及ぼしている現状を指摘した。吉澤議員は「しっかりとした整備をしてもらいたい」と訴え、グラウンド整備の頻度や機材の導入について提案した。
さらに、施設内のトイレ環境についても言及し、現在の仮設トイレはあまりにも不衛生で、利用者から不満が寄せられていることを強調した。「清潔で安全なトイレを設置するべき」とし、エコまるくんなどの環境に優しい水洗トイレの導入を提案した。今後のグラウンド利用の利便性を向上させるための国産食材を使った食育についても意義を示した。
続いて、鈴木潔議員が排水機場施設に関する維持管理や経費について質問を行った。鈴木議員は多くの住民が心配している水害対策に焦点を当て、具体的な施設の運営状況と財政面について確認を求めた。都市整備部長は「年平均で維持管理に約2億7,900万円がかかっている」と応答し、引き続きの予算確保の重要性を強調した。特に、復旧にかかるコストを減らすための施策や新たな財源の模索が課題であるとの見解も述べた。