令和4年志木市議会の3月定例会が、2022年3月18日に開会された。議長や副議長の辞職および新選挙が実施され、新たな体制が整った。
初めに、安藤圭介議員が議長を辞職した。安藤議員は在職中の2年間を振り返り、新型コロナウイルス感染症の影響で行事が中止されたことを受け、粘り強い努力をしたと語った。また、議会のICT化や行政災害時の情報公開改善に取り組んだ意義も述べた。西川和男副議長は、安藤議員の功績を称え、「大変お疲れさまでした」と感謝の意を示した。
続いて、鈴木潔議員が新議長に選出された。鈴木議員は議長就任の際、市民生活と地域経済の発展、さらに議会運営の円滑化に向け、責任を果たす意志を表明した。また、今村弘志議員が副議長に指名された。彼は新しい役割を担うにあたり、議会が円滑に機能するよう 지원を求めた。
この日はさらに、志木市監査委員に対する新たな人選が行われ、香川武文市長が後任として西川和男議員を推した。西川議員はこれまでの豊富な経験を持ち、人事に対する質疑もなく、全会一致で可決された。その後、常任委員会や議会運営委員会の委員の選任も行われた。
最後に、閉会にあたり香川市長が挨拶を行い、議会の議論や協力に感謝し、執行部との連携を今後も強化していく意向を表明した。また、未解決の課題や新たな挑戦についての取り組みを約束した。市長は市民へのサービス向上を目指し、全体の団結を訴えた。
これにより、令和4年志木市議会の3月定例会は、議長や副議長の改選、志木市監査委員の選任を終え、今後の議会運営に向けた新たなスタートが切られることとなった。各議員は、志木市の発展のため共に尽力することを誓った。