越生町議会、特産物加工研究所への3,000万円融資案が可決

令和2年第2回越生町議会定例会が開会し、議事の進行が行われた。 今回の議会では新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、行政報告や予算案に関する質疑が行われた。特に、越生町特産物加工研究所への3,000万円の融資が主要議題であった。 町の新井雄啓町長は、コロナ禍の中で事業が厳しい状況にある中、その支援を求めた。 議会では、特産物加工研究所の経営状況などについても活発な意見交換がなされた。 資金繰りに困窮し、将来的な経営合理化と健全化に向けて再建計画が求められ、町民への影響も懸念されている。 特に町の支援による影響がどう両立するのか、町民が納めた税金がどのように使われるのかという問いかけが多かった。 また、バスによる児童の移動・登校や、教育に関する新たな施策も検討されている。 タブレット端末の購入を含めた教育関連の支出も重要視され、質疑が進む中で、どのように町民に理解を得るかが焦点となった。 結局、越生町議会は、今後の経営改善に向けた緊急の融資を行うことを決定したが、明確な監視体制と進捗管理が望まれる。 議案に対する賛成討論が行われ、最終的に越生町一般会計補正予算は可決された。