令和3年第1回越生町議会臨時会が開催された。
この会議では、主要な議題である工事請負契約に関する議案が議論され、全会一致で可決された。提案者の新井康之町長は、越生町中央公民館の耐震化及び環境改善工事について説明を行った。
町長は、投資金額が5,830万円であることを示し、入札によって岩堀建設工業株式会社と契約を結ぶ意向を伝えた。工事は新型コロナの影響を受けたものであり、避難所としての使用に耐え得る施設を目指している。
生涯学習課長の山口辰仁氏は、工事の具体的内容について詳しく説明した。体育館やトイレの改修工事が重点であり、感染防止対策にも配慮した設計が求められている。これに対し、議員からの質疑はなく、迅速に可決へと進んだ。
他の日程では、議会の運営体制に関する重要事項が確認された。常任委員会や運営委員会の新たな委員が選任され、任期開始に向けた準備が進んでいることが強調された。議長の宮島サイ子氏は、今後の活動に期待を寄せた。
執行部からの諸般の報告もあり、各部署の進捗状況が共有された。このように、全ての日程が円滑に進行し、会は午前11時27分に閉会した。越生町の議会運営は今後も重要な課題に直面するが、住民の声に耳を傾けながら進められる見込みだ。