越生町では、地域特産となる梅やユズの生産量の維持が重要な課題として議論されている。
この度の会議では、特産果樹の生産量維持のための施策について、町が主体となった調査や支援が行われている。
具体的には、梅栽培を支援するための「うめ担い手育成塾」を実施し、11名が参加した実績がある。村との連携により、地域の苗木の確保や生産者の交流を進めることが報告された。、
また、越生町はユズの生産においても積極的に、新たに選ばれた木を育成して広める方針を打ち出している。これにより、農家の高齢化問題に対しても新規就農者の支援が不可欠であり、今後の担い手確保が熱心に取り組むべき課題であるとした。
教育分野では、子供の楽しい学校生活が危ぶまれている現状が議論された。特に、中学校1年生には「楽しく学校に通っている」との回答が14.3%と低く、さらなる改善が求められている。教育委員会側では、この結果を重く受け止め教職員研修を通じて教え方や学校全体の環境を見直すことを検討中であると発表した。
また、子ども家庭総合支援拠点の設立が報告され、子供本人からの相談も受け付けられる体制が整ったとのこと。特に、この新しい施設の周知活動が必要との声もあり、子供たちに実際に支持される場所となるよう、PR方法が模索されている。
地域おこし協力隊の活動も大きな焦点となり、現在活動中の隊員は地域の魅力を引き出すためのさまざまなデザイン活動やイベントの企画を担当している。今後、隊員数の増加が期待されており、地域内での農業活動の活性化にも寄与する可能性があるとして、町の支援が委託され続ける見込みだ。