令和5年6月6日、越生町議会定例会が開催され、議員たちが様々な問題について一般質問を行った。特に、環境整備や地域活性化に向けた施策が議題となる中で、議員たちの意見交換が行われた。
議会では、特に生涯学習に関する取り組みや課題について議論が深められた。生涯学習課の関口敏夫課長は、町の長期総合計画に基づいて進捗状況を報告した。順調に進んでいる事業には公民館講座や文化サークルが含まれ、多くの町民が参加していることが強調された。ただし、一部では活動停止や解散を余儀なくされる団体が増えていることも課題として取り上げられた。
次に、ひまわりサポート室の活動再開についても報告があった。協力員たちの意見を聞きながら、今後のイベント企画を計画することが決まったとのこと。活動場所の確保については、郷土資料室で再開しつつも、他の場所も検討されていることが述べられた。
また、移住・定住促進に向けたタイニーハウスの取り組みも進められている。町の役員は、雇用確保や地域の魅力向上につながることを目的に、不動産の掘り起こしやお試し住宅の整備を検討している。特に、既存の空き家を活用する方向で計画が進められており、地域の活性化が期待されている。
さらに、消防団員の健康管理において、消防団詰所にエアコンを設置する必要性が強調された。活動環境の改善は、消防団員が安心して活動できる場を提供するための重要な要素である。今井晴美健康福祉課長は、消防団員の健康管理について、温度管理が重要であることを認識していると述べた。
最後に、防災行政無線に関する夕方のチャイムの件では、「七つの子」を使用していることの根拠や、変更の必要性について質問があった。議員からは、他の楽曲を採用することにより町のイメージアップに寄与できるとの提案もあり、今後検討が進められることが期待されている。