令和4年3月8日に越生町議会が開催され、特に通学路の安全性や地域の特産品会社の運営状況が重要な議題となった。
議会では、登校時の児童の安全が最優先されるべきであるとの認識が共有された。特に小学校と中学校の通学班について、越生小学校では55班、梅園小学校では9班の合計64班が編成されており、それぞれの班の構成員は最大10人、最少3人とのこと。また、スクールワゴン通学人数は22人、保護者送迎通学児童数は衆人掛けて確認され、全体の安全対策が立てられていることが強調された。
関根真一議員は、特に通学班の重要性について指摘し、集団行動によるメリットとデメリットを分析した。具体的には、異年齢集団によって上級生が下級生を助け合う関係性が生まれる一方、児童数の減少により班編成が困難になっている現状を挙げた。また、体育の際の交通安全指導や中高生自転車通学の安全マニュアルについても言及された。
さらに、この議会では越生町の特産物加工研究所についても焦点が当たった。新型コロナウイルスの影響により経営が厳しい中で、商工会の協力のもと、新たな販売先を開拓する動きがあることが報告された。具体的には、埼玉県内の商工会を通じて、新たに取引が始まった企業があるほか、全国流通の例として大丸松坂屋での取り扱いも進めているとのこと。