令和2年9月7日に開催された越生町議会定例会では、太陽光発電事業と観光整備計画に関する重要な質問が行われた。
まず、太陽光発電事業に関して、新井康之議員がこの地域への太陽光発電設備の設置に関する条例制定を提案した。これにより、自然環境や景観を保護する対策が必要であるとの認識を示した。また、小杉地区における過去の工事で問題が起きていることを挙げ、今後の工事にはしっかりとした基盤と環境保全の配慮が求められると強調した。さらに、工事現場の安全対策や発電事業終了後のパネル除去についても議論された。
次に、越生町観光整備計画について、新井議員は町が持つ観光施設の管理と整備の重要性を指摘した。特に、黒山三滝とその周辺地区の整備が急務であると述べ、この観光地の魅力を高める必要性を訴えた。課長は、現在無料での遊歩道整備や駐車場の運営についての取り組みを行っていることを説明し、観光客が安全に訪れるための施策が進行中であると語った。
また、議員は地域資源を最大限に活用するために、行政としてもレジャー及び観光業界との協力を深め、訪れる人にとって魅力的な観光地を維持するべきであると述べた。今後の取り組みとして環境保全に配慮した条例制定や観光振興策が重要視される。
新型コロナウイルスによる影響についても言及があり、感染症対策としての教育現場での取組が評価された。町全体にわたる健康や生活環境の改善が期待される中、教職員の負担を軽減しつつ、町民全体の健康を守るための措施も求められている。