令和3年第2回小川町議会定例会が行われた。
初日の一般質問では、さまざまな議題が討議された。
特に、「出没!アド街ック天国」に関連した観光と地域振興について、笠原規弘議員が質問を行った。議員は、当町が放送で紹介されたことを受けて、観光客数が増加し、町内の店舗にも好影響を与えたと述べた。
田端にぎわい創出課長は、番組の影響で町の魅力を広める機会となったと強調し、今後も観光振興に努める方針を示した。特に、地域の特産品や伝統文化のPRを通じて、更なる観光客の誘致を目指す意欲を表明した。
また、ゼロカーボンシティ宣言後の取り組みについても議論がなされた。
島﨑隆夫議員は、カーボンニュートラルに向けた具体的な行動が求められると指摘し、町民との意見交換を早急に進める必要性を訴えた。岡部環境農林課長は、環境基本計画の見直しを通じて、町民とのコミュニケーションを強化すると応じた。
さらに、ワクチン接種の進捗状況に関する質問もあった。
岸健康福祉課長は、高齢者を対象とした接種が順調に進行し、医療従事者の協力体制が整っていることを報告した。特に、集団接種が円滑に行われている様子が伝えられた。
議員たちは、情報発信の重要性を再三指摘し、町として早急に具体的な取り組みや段階的な目標を示すべきだとの意見が示された。今後の展開に期待がかかる。
このように、議会では観光振興、環境保全、ワクチン接種など、多岐にわたるテーマが議論された。今後も小川町の発展に向けた議論が続くことが予想される。