令和2年第3回小川町議会定例会の模様が、8月31日に開催された。議会は全16名の議員が出席し、特に町長の松本恒夫氏からの挨拶が注目される。本日は、コロナ禍の影響を受ける中、町の現状や今後の取り組みについて議論が行われた。
松本町長は、感染拡大を防ぐための行政施策を強調し、町民の安全・安心を最優先に進めていると述べた。また、町では環境美化を進める活動を行っており、新たな文化財登録もあり、町の魅力を発信していく重要性を語った。現在、環境保護に関する取り組み上下水道のインフラ整備についても言及した。
一般質問では、戸口勝議員が町政の様々な課題を提起。質疑に応じた教育課の下村治課長は、コロナ禍の影響で学校教育が大きく変化したことに言及し、特に移住定住や教育環境の整備について強調した。教育に関しては、町の文化的な魅力を活かし、「おがわ学」としての地域を学ぶ取り組みを進めており、地域活性化に向けた共同の努力が必要であると述べた。
防災に関する質疑も交わされ、災害時の安全確保に対する町の取り組みが確認された。自主防災組織の重要性が再認識され、避難訓練の充実が今後の課題として挙がった。議会は、地域の安全を守るための新しい方策を模索し続ける必要性を強調した。