令和5年10月4日、北埼玉での小川町議会が開催され、老朽化した公共施設の現状と障害者の就労支援に関する意見が交わされた。
特に、髙橋さゆり議員は老朽化した公共施設の問題に対処する緊急性を訴えた。彼女は、霊岐保育園やパトリアおがわ、リリックおがわ大ホールの進捗について質問し、改善策を求めた。髙橋議員は「コロナ禍での方針決定の遅れを受け、施設転換や民間移行などの具体的な進捗を急いでほしい」と強調。これに対し、堀口芳之子育て支援課長は、「町立保育園の民間移行については、他自治体の事例も参考にしながら検討を続け、段階的に進めている」と述べた。
さらに、髙橋議員は障害者就労支援の重要性を訴えた。障害者が地域で自立して生活するためには、雇用機会の提供が必須とし、「障害者家庭からの相談に対し、どのように対応しているのか」と質問。岸栄子健康福祉課長は、「多機関との連携を強化し、就労支援体制を構築している」と答えた。
また、道の駅おがわまちのリニューアルについても討論され、地域資源を活用した事業運営の重要性が確認された。今後の協議の進展に期待が寄せられるなか、業務負担を軽減するためのAI技術の導入についても議論が行われた。当町の議員たちは、どのようにすれば町民の理解を得られるかの意見交換を行い、町全体の活性化に向けた具体的な方策についても議論がなされることとなった。