令和3年12月2日、小川町議会の定例会が開催され、一般質問が行われた。
発言した笹本孝幸議員は、町民に寄り添った行政の重要性を訴え、特に遠の平山太陽光発電事業所の計画について疑問を呈した。具体的には、希少生物の生息域における計画に対して、町の考えを問うた。これに対し、岡部環境農林課長は、地域の生物多様性を守るため、事業者に適切な対策を求める考えを示し、教室利用としての観光資源の可能性についても言及した。
また、笹本議員は初等教育機関における通学のあり方についても質問した。東小川小学校の統合に伴う要望に対し、保護者負担の問題が焦点となった。教育長は、障がい者の安全確保を図る考えを述べ、通学班の重要性を強調した。教育現場における主権者教育の推進についても議論が交わされ、町の教育方針に沿った形で進める必要があるとされた。
次に、髙橋功人議員は、共生社会を目指す生涯スポーツ推進の中で、新たな障がい者スポーツ教室の開催を提案した。一方で、防災地域支援課の活動やボランティアの必要性についても言及し、具体的な体験を通じた理解が深まることを期待した。