令和2年6月1日、東松山市議会の第3回定例会が開催された。
議長の福田武彦氏は出席議員の皆様に感謝を伝え、会議が成立したことを報告した。新型コロナウイルス感染防止の観点から、議員は間隔を空けて着席し、執行部説明員の出席も調整されている。
会期について、議会運営委員会の斎藤雅男議会運営委員長が報告を行った。定例会の会期が本日から6月23日までの23日間に決定したと述べた。また、議案は報告9件と議案20件を含む内容であることが申し立てられた。
市長の森田光一氏は、提案理由として、今回は専決処分6件と一般議案12件、予算議案2件を含むことを強調した。報告内容は様々な経費や土地に関する条例の改正案などが挙げられた。
特に、議案第45号である令和2年度東松山市一般会計補正予算は、歳入歳出ともに1億2,325万4,000円を追加し、総額を395億4,237万4,000円とするものである。この補正は生活困窮者の支援や新型コロナウイルス対策を強化することを目的としていると山口和彦政策財政部長が説明した。
また、議員提出の議案第3号も上程され、予算決算常任委員会の設置を提案した。提案主の斎藤雅男議員は、委員会名称や所管について詳細を説明し、これが可決されたことについて議会の支持を求めた。
全議案の説明後、議会は質疑や討論を経て、議案第3号を原案通り可決した。次回の議会は6月8日に質疑等を行う予定である。福田議長はその後休会を宣言し、次回以降のスケジュールを確認した。