令和5年12月8日、吉見町において開催された定例会では、種々の議案が審議された。
最初に、議案第64号「吉見町ふるさと納税基金条例」が上程され、総合政策課長の大久保栄樹氏が説明を行った。ふるさと納税の寄附金を計画的に活用するための基金設置が提案され、質疑において杉田しのぶ議員が基金運用の透明性について質問を行った。
次に、議案第65号「職員定数条例の一部改正」が上程され、職員の定数変更が説明された。教育委員会職員の定数変更に関する質疑が集中し、教育環境の整備が強調された。
議案第66号「一般職職員の給与改正」は、期末手当引上げが提案され、杉田議員からの質問に対し、総務課長が給料体系の見直しに関する背景を説明した。.
続いて、議案第67号から第73号までの採決が行われ、すべて原案通り可決された。教育改革や福祉関連の予算案が主な焦点となり、特に学校給食の民間委託に関する議案第73号の修正動議が採択された。これにより、委託業務の質と雇用の安定性について再評価する必要性が認識された。
また、議案第78号「公設浄化槽事業特別会計補正予算」が上程され、地域の環境整備に資する内容として可決された。
最後の議案第80号では、手数料条例の改正が提案され、戸籍関連の電子証明書発行手数料が新たに設定される見込みだ。