令和５年第４回東松山市議会定例会が開催され、市政に対する一般質問が行われた。
議員たちは、教育や福祉、観光振興など多岐にわたる問題に言及した。
特に高田正人議員は、小学校、中学校からの要望について質問し、学校整備事業の現状を質した。
学校教育部長の小林強氏は、主な要望として校舎の改修や空調機器の更新などを挙げ、対応状況を説明した。
さらに、各校からの要望に対応する優先順位の設定についても言及し、安全な環境確保に向けた取り組みを強調した。
また、関口武雄議員は国民健康保険事業について質問し、特定健康診査の受診率向上策を尋ねた。
健康福祉部長の田嶋靖洋氏は、受診率の向上を目指し広報や未受診者への電話勧奨を実施していることを示した。
更に、農業後継者不足についても話題となり、江口功一環境産業部長は、新たな担い手の育成に向けた施策を紹介した。
観光振興については、観光協会と連携し地域の魅力発信に取り組む姿勢が示された。
石川和良議員は、企業イベントへの地域住民の参加促進策を提唱し、市としての情報発信の重要性を訴えた。
全体として、各議員は地域の課題や施策に対して真摯に向き合い、具体的な改善案を提示している様子が印象的であった。