令和6年6月18日、東松山市議会が開催され、市政に対する一般質問が行われた。議員は様々な市政問題を取り上げ、 활発な議論が展開された。
一つ目のトピックは、市政に対する一般質問で、安藤和俊議員が保育行政の待機児童問題を取り上げた。今年度の認可保育施設の待機児童数はゼロであるが、保留児童数は123名となり、特に保育施設への新規入所希望の兄弟の状況も問われた。神庭法子こども家庭部長は、具体的な数字を示しつつ、保護者の要望に応えるための施策を進める必要性を強調した。
教育行政に関しても議論がなされた。米山真澄議員が熱中症対策として、市内小中学校での取り組みを尋ねた。具体的には、WBT値の計測や体育の授業の実施基準について問われ、教育長は各学校の工夫を述べた。教育長はまた、シラバスの公表についても説明し、全ての中学校での実施状況を明言した。
地域要望については、交通問題が焦点となった。安藤和俊議員は桜山小学校周辺の通学路の安全確保が急務であることを訴えた。特に、緑地帯の整備や歩道の安全対策が求められ、これに対する市の対応が問われた。市は道路整備計画の進捗状況を示し、必要な対策を講じる意覆を示した。
また、九十九川の治水対策についても、多くの質問が重ねられた。鈴木健一議員は内水面の流入量に関して疑念を示し、河川管理の適切な実施を求めた。部長は現在の進捗を説明しつつ、今後の対策についても言及した。
新型コロナウイルスワクチン接種後の副反応についても質され、健康福祉部長が各種副反応例を挙げて報告した。今後、ワクチン接種に対する理解促進が必要であるとの結論が導かれた。
最後に、地方自治法改正とパンデミック条約について、森田市長がこの問題の重要性を強調し、市民の健康を守るための行政の役割を再確認した。