コモンズ

東松山市議会、学童保育や災害対策等多様な施策を議論

令和5年第3回東松山市議会で学童保育、ハラスメント防止、災害対策など多様な施策が議論されました。
記事公開日:
議会開催日:

令和5年第3回東松山市議会の一般質問では、主に学童保育やハラスメント防止、災害対策、地域医療連携、給食費無償化と市内循環バスについての議論が行われた。

初めに、学童保育について坂本俊夫議員が発言した。学童保育施設の待機児童が44名に上る現状を問題視。

「坂戸市や鶴ヶ島市は待機児童がゼロと聞いている。東松山もこれに続かねばならない」と訴えた。教育長の神庭法子氏は「坂戸市は公設民営の施設が14か所あり、うち3か所が学校近くにある」と説明した。

次に、伺われたハラスメント防止については、議員からの質問に対し、中嶋和則総務部長は、「相談件数は数件にとどまっており、苦情相談窓口の設置が重要である。職員から出た相談への対応や、応じる体制の見直しが必要」と述べた。

災害対策に関する質問では、高齢化社会に即した防災の見直しが必要とされ、「立地適正化計画について、地形を考慮した見直しが求められています」と関口武雄議員が発言。これに対し笠原勉都市計画部長は、災害リスクの軽減に向けた取り組みが進行中であると答えた。

地域医療連携に関する話題では、坂本俊夫議員が「他病院との役割分担を強化し、情報連携を進めていく必要がある」と訴え、杉山聡市民病院事業管理者は、「今後、地域医療連携を強化し、各病院との情報共有を進めていく」との意向を示した。

さらに給食費の無償化についての議論では、浜田敦子議員が「教育費軽減は少子化対策の要であり、群馬県では給食費無償化が進んでいます。東松山市もそれに続くべきだ」との強い要望を述べた。

最後に市内循環バスについて、関口武雄議員が「市民からの要望が多く、バスの待ち時間や運行便数の見直しが求められている」と発言。市民生活部長は、「市民の声を反映し、今後改善策を検討していく」と述べた。

この議会を通じて、東松山市の未来を見据えた様々な施策が議論され、今後の動向が注目される。

議会開催日
議会名令和5年6月東松山市議会定例会
議事録
タイトルの評価headlineは議会の主要なテーマである学童保育や災害対策などを含んでおり、内容に合致しているため。
説明文の評価descriptionは主題を的確に伝えており、議会の内容を十分に反映している。
本文の評価main_contents内容は議会録から適切に要約され、議論されたテーマを反映している。

中部地区の最新記事

ときがわ町吉見町小川町嵐山町滑川町鳩山町 の最新記事です。