令和5年5月16日、東松山市議会の臨時会で議課題が活発に議論された。
この会議では、埼玉県都市ボートレース企業団議会議員の選挙と、比企広域市町村圏組合議会議員の選挙が行われた。両選挙とも、議長の指名推選により議員が選任され、全て異議なしで承認されている。特に、埼玉県都市ボートレース企業団では斎藤雅男議長が指名され、この場で当選が告知された。
さらに、議案第29号から第32号までの質疑、討論、採決も実施された。議案第31号では、国民健康保険税の軽減判定所得基準が引き上げられ、これにより約69人が新たに軽減対象となる。健康福祉部長の田嶋靖洋氏は、軽減額の全体見込みとして約172万円の増額を報告した。議案第32号ではマンションの固定資産税軽減措置が創設され、長寿命化に資する修繕工事を通じて、市内40棟の対象マンションが特典を受けることとなる。この場合、減額額は1世帯当たり約2万円の見込みである。質疑では、適切な業者の審査基準についても言及された。
また、市長の森田光一氏は、審議された議案への感謝を表し、今後も国の交付金に関する迅速な対応について言及した。議長の斎藤雅男氏は、今期臨時会の長期的な成果を強調し、全議案が承認された旨も報告した。市政に対する議員たちの協力を求め、議会は無事に終了した。会議は午後1時50分に閉会し、参加者に感謝の意が表された。