令和4年第4回東松山市議会が開催された。
本会議では諮問第2号から第4号、及び議案第63号から第80号に関する質疑が行われた。議長の関口武雄氏は、出席議員数が定足数に達していることを確認し、議会の成立を宣言した。議案に関しては、質疑の結果を踏まえ、全て異議なく採決が行われた。
特に諮問第2号から第4号に対する質疑では、いずれも「なし」との発言が相次ぎ、議案は委員会付託を省略し、直ちに採決に進むことが認められた。これにより、諮問第2号と第3号も適任と答申され、その採決が確定した。
加島克美氏の固定資産評価審査委員会委員としての選任も了承され、会議の中で挨拶が行われた。加島氏は、「市民からの申立てに中立、公平な立場で審査し、適正な評価を目指す」と述べた。
また、議案第66号に関しては、藤倉憲議員が定年引き上げに関する詳細な質疑を行った。桶谷易司総務部長は、改革の背景や目的、引き上げ対象職員数を明示した。60歳以降の給与水準や職員の活用方法についても説明があり、組織内での活躍の場を創出することに努めるとした。
田中二美江議員による令和4年度一般会計補正予算に関する質疑では、電気料金の値上げが影響を及ぼし、全体で2億2,180万7,000円の増額になるとされ、昨年比での増加率も示された。このように、電気料金の負担増は各事業に広く影響を及ぼしていることが確認された。
本日の会議は、明日6日から8日までは休会し、次回の本会議は9日午前9時30分からの予定であることが報告された。議会は、引き続き市政に関する重要議案について審議を行っていく。