令和元年第2回東松山市議会臨時会が開催された。議会では議員から提出された議案が提出され、討議に入った。
議員提出議案第1号では、東松山市議会委員会条例の一部改正が提案された。この改正は議会の運営の円滑化を目的としており、蓮見 節議員が提案理由を述べた。
議長の福田 武彦氏はこの議案を緊急を要する事件として扱い、質疑・討論を省略し、直ちに採決に移ることを提案した。議員から異議はなく、原案通り可決された。
次に、議会運営委員会と常任委員会の委員選任が行われ、各委員会の委員長及び副委員長も決定された。議会運営委員会委員長には斎藤 雅男議員が選任され、総務常任委員会には関口 武雄議員が委員長に就任した。
その後、埼玉県都市競艇組合議会議員及び比企広域市町村圏組合議会議員の選挙も行われ、福田議長が議会議員として選出された。
さらに、議案第32号から第35号までの系列の議案に対して質疑が行われた。浜田 敦子議員は議案第32号の住民税に関する質疑をし、新井 弘総務部長から影響額が約1,350万円に上ると説明を受けた。
また、議案第34号に関しては今村 浩之健康福祉部長が軽減対象者数を答え、5割軽減に3,392人、2割軽減に3,396人が該当することを明らかにした。全ての議案は異議なく承認され、円滑に進行した。
最後に、市長の森田 光一氏が議会の円滑な運営に感謝の意を表明し、議会の意見を市政執行に活かすことを約束した。