令和2年1月21日、東松山市議会臨時会が開会し、重要な議案について審議が行われた。
本会議では、会期を1日間に決定した。福田武彦議長は、議会運営委員長の報告に基づき、討議の結果を認めた。また、報告では議案第82号、埼玉中部資源循環組合の解散及び財産処分についてが審査され、議論の進行が注目されている。
中島慎一郎経済建設常任委員長は、議案第82号の審査過程を説明した。質疑では議員から、組合管理者が示した解散理由への疑問が提起された。米山真澄議員は、「解散の理由について無責任と感じられる意見が多い」と述べ、宮崎管理者に対する厳しい意見を述べた。彼は組合の管理の不透明性を批判し、住民の声が反映されていない状況を指摘した。
特に、議案が継続審査となったことを受け、議員は地元住民とのコミュニケーション不足を強調した。解散後の課題についても共通理解が不足しているため、同議員はさらなる情報提供を求めた。
いくつかの議論を経て、議案第82号は原案のとおり可決され、組合解散の方向性が決定された。これに対し、議員たちの間で様々な意見が交わされた。特に米山議員は、組合の解散がただの形式であってはならず、実質的な議論が求められると強調した。
森田光一市長は、本臨時会において原案が可決されたことへの謝辞を述べ、今後の市政運営への意見も考慮することを約束した。このような経緯を踏まえ、議会はさらなる審議を進める必要性を感じる結果となった。