令和3年第1回東松山市議会定例会が開催され、議題の審議が行われた。
今回は、議案の質疑や討論がスムーズに進められ、全ての議案が承認された。特に、東松山市文化芸術推進条例の制定において、質疑が集中した。蓮見 節議員は、条例の必要性や制定背景について問うた。これに対し、教育部長の小林 強氏は「市内の文化芸術団体による活動は重要であり、支援を強化する必要があると考えている」と応じた。
次の議題に移り、介護保険条例の改正が審議された。浜田 敦子議員が保険料の値上げ理由について質問した。健康福祉部長の今村 浩之氏は、「高齢化の進行が要因であり、持続可能な運営を目指すもの」だと説明した。議員からは地域の高齢者支援を強化する課題も提起された。
議会では、全45の議案に関して、質疑が行われ、翌年から実施される新たな政策についても検討されている。注目を集めたのは文化芸術推進条例で、埼玉県内の5市1町で既に制定されている事例も取り上げられた。市の文化振興を図るためには、「市民の文化意識を高めることが重要」との意見が多く出た。
議案の審議を経て、全ての議案が無事に通過した。本定例会では、議案としての重要性が再確認され、今後の東松山の発展に寄与する方向性が示された。次回の本会議は、来る8日の午前9時30分から行われる予定である。
各議員が市民サービス向上を目指し、引き続き活動を続けていく意向を示す中、定例会は終了した。