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東松山市議会で市政に関する一般質問、条例周知や道路安全対策に注目

令和元年第3回東松山市議会定例会が開催され、市政への一般質問が行われた。犯罪被害者等支援条例の施行や通学路の安全対策が重要なテーマ。
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令和元年第3回東松山市議会定例会が行われた。

会議では、議員による市政に対する一般質問が実施された。

斎藤雅男議員は、東松山市犯罪被害者等支援条例の施行に関する市の取り組みについて質問を行った。市民生活部長の斎藤浩氏は、条例の周知活動として、市ホームページや広報紙、チラシの配布を明言した。また、犯罪被害者等総合相談窓口の設置により、市民が必要な支援を受けやすい体制を整備したと述べた。

村田文一議員は、都市の活性化や地域連携に関する質問を展開。地域社会のつながりを深めるために必要な施策や、世代間交流の場「サロン」設置への支援に言及し、その重要性を強調した。市の健康福祉部長の今村浩氏は、地域福祉計画に基づき取り組む考えを示した。

利根川敬行議員は、東松山の道路行政や、子どもたちの通学路における安全対策について言及した。高度な交通手段の整備や徒歩による通行の危険性を指摘し、特に小学生の通学路については、行政としての取り組みが求められる。

また、教育行政についても質問がなされ、学校給食費徴収の公会計化についてやキャリア教育の強化が求められた。教育長の中村幸一氏は、新型コロナウイルスの影響により教育環境が変化する中でも、機能するよう学習指導の体制を整えていく方針を明示した。

さらに、農業施策に関する質問や、直売所への農産物の出荷状況、農業の担い手の確保についても取り上げられた。市長は、農業の支援や新規就農者の育成に対し検討を進めていくと表明した。

これらの質問を通じて、参加議員は市民がより安全で快適な生活を営むための施策の重要性を改めて認識した。今後実施される計画の進捗が注視される中、議員たちの発言は市政に対する真摯な関心を示している。

本定例会では、市民の生活に影響を与える多岐にわたるテーマが扱われ、今後の施策に活かされることが期待されている。

議会開催日
議会名令和元年第3回東松山市議会定例会
議事録
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