令和5年第3回日高市議会定例会が開催され、重要な議案が可決された。
この日の会議では、日高市税条例や日高市印鑑条例など、4つの議案について審議が続けられた。特に印鑑条例の改正について支持と反対の意見が交わされ、その内容が注目を集めた。
最初に議題とされた日高市税条例の改正について、松尾万葉香総務福祉常任委員長は、原案が可決されたと報告した。審査結果は全員一致で、議案が承認されたことが伝えられた。議長の鈴木健夫議員も、質疑無しで進行したことを確認した。
次に検討された日高市印鑑条例の改正では、田中まどか議員が反対意見を表明。現行のコンビニ交付利用率が約11%と低く、発行コストの増大や利用者層の限界を指摘した。特に、マイナンバーカードによるトラブルの懸念を強調し、改正に慎重な姿勢を求めた。
一方で、改正賛成派からの反論は無く、議会は原案の通り可決。続いて、市道の路線に関する議案も全て原案通り可決され、円滑に処理が進んだ。
最後に、閉会中の継続調査申出が議題に上がったことも報告された。この申出に対しては、特に異議も無く承認された。