令和6年第3回定例会において、日高市の巾着田及び周辺地域の利活用に関する議論が行われた。
成田奈緒子議員は、巾着田の利活用と地域活性化に向けた施策について、詳細に質問を行った。特に、自然環境保全と観光誘致を実現するための取り組みが求められている。
水辺deベンチャー事業に関しては、渋谷市民生活部長が現状と今後の予定について報告。具体的には、民間事業者との連携や市民ワークショップを通じた公募が進められる。
また、実証実験における具体的な実施方法や手順についても言及された。事業者からの参加意欲が見込まれ、多様なアプローチが期待される。
一方、事業の成功に向けて、成田議員は、地域の声を反映した負担への理解が重要であると指摘。成田議員の提案に対し、渋谷市民生活部長は、地域の事情やニーズを考慮した運営を講じていく意向を示した。
また、地域ボランティアの活用が必要不可欠であり、持続可能なまちづくりに向けたを地域資源の利用と管理においても、多くの検討が必要であると述べられた。
これに続き、高麗郷一帯の地域資源について議論が続き、観光施策の重要性が強調された。成田議員は、地域の新たな観光資源として田んぼやレンゲ畑を復興し、持続的な発展を図る提案を行った。
市民の協力のもと、プロジェクトを実行に移すことが強調されている。市は多様な専門知識を持つ人々を関与させ、地域の理解を深めながら、環境教育を進めるべきである。
最後に、今後の市の取り組みとして、新たな交通手段の導入や地域資源の最大限活用が求められる。
今定例会では、地域の魅力をいかにして発信し、持続可能な地域発展を実現するかが鍵となっている。市民全体で日高市の未来を考え、地域資源の利活用に向けた取組みが必要不可欠であると感じる。