令和4年第4回飯能市議会定例会が9月2日に開会した。
この定例会において、議会は議員の逝去についての報告を受け、内田健次議員に対する追悼演説が行われた。議長を務める中元太議員は、内田氏の在職13年余りでの功績や市政発展への貢献を称えた。その後、金子敏江議員が追悼演説に立ち、内田議員が地域振興に尽力し、世界情勢の変化が求める中での国産材活用の重要性を訴え続けていたことを伝えた。
定例会の期間は、9月2日から28日までの27日間と決定された。本会議では、新しい議案が数多く上程され、いくつかは人事案件としても取り上げられる予定である。
新井重治市長は、自身の挨拶において新型コロナウイルスによる影響と最近の市内のスポーツ・文化活動の活気を強調した。例えば、聖望学園高校の野球部が甲子園に出場し、地域全体が盛り上がったと紹介した。さらに、各種補正予算案や条例改正案が提出されることも併せて説明し、市政の透明性を高めるための意義についても言及した。
議案第45号から第55号までが一括上程され、それに対する提案理由が副市長によって説明された。保育制度の改善や長期優良住宅認定に関する新たな手数料の導入が目玉であり、公共事業の促進や労働環境の改善が求められる中、今後の議論に注目が集まると見込まれる。