令和6年第2回飯能市議会定例会が開会した。
議会は、6月7日から26日間にわたる会期を決定。議長の野田直人氏が議会を開くにあたり、出席議員18名を確認し、全体の合意をもとに日程を進めた。
会期の決定を受け、議会運営委員会委員長の栗原義幸議員が会期を19日間のものとして提案。この提案から異議はなく、全会一致で了承された。議会運営には、今後の方針や進行が大変重要との認識が市議員の間で共有されている。
各議案の取り扱いについても議論が行われ、議案第41号から第55号までの一括上程が承認された。市長の新井重治氏は、特に専決処分の承認を求めるため出た議案の内容を説明した。議案の内訳には、地方税法に基づく改正や予算補正案が含まれる。
新井市長は、議会が開かれたことに感謝の意を表した後、市政運営における市民との対話の場を重視していることを伝えた。過去のイベントにおいて多くの市民が参加し、地域課題への認識を高めることを妨げていないと述べた。
また、最近の人口戦略会議における結果を基に、飯能市が消滅可能性都市から脱却したことについても触れた。市長は、今後も地元の声をしっかり反映させながら、持続可能なまちづくりを目指すと強調した。
議会は次回の会議について、11日までは休会とし、12日には議案に対する質疑応答を行う予定である。市民に向けた透明性が重要視されるなか、定例会の進行が期待されている。