令和4年第2回飯能市議会定例会が開会し、会期が決定した。
議長の中元太議員は会議を開くと宣言した。本定例会は2月25日から3月24日までの28日間を予定している。議会運営委員長の野口和彦議員が、会期日程案などについて詳細な報告を行った。議案につきましては、議案第16号については委員会付託を省略すると決まり、第3号から第15号及び第17号から第30号は所管の常任委員会に付託されることが承認された。
新井重治市長は挨拶し、現在の新型コロナウイルスの影響について説明した。1か月前に発令されたまん延防止等重点措置の効果を確認する中で、全国的に感染者数が増加していることを伝えた。本市での感染者数は2月23日現在で2131人に達しており、教育機会の確保や自宅療養者への支援についても取り組む姿勢が強調された。さらに、令和4年度の予算案や新型コロナウイルスワクチン接種 3回目についても言及した。
市長は予算案中の主要施策に言及。特に新型コロナウイルス感染症対策に全力で取り組むことを誓った。教育分野や地域活性化施策、福祉施策における取り組みも紹介され、安心・安全な市民生活の実現に向けた具体策が示された。また、道路整備に関しても阿須小久保線と双柳北部地区計画道路の供用開始日が決まったことを発表し、今後の発展に期待を寄せた。
この定例会では、令和4年度予算案の審議が進められる予定であり、具体的な施策内容が各議案の中で展開される。特に、持続可能な発展に向けた取り組みや、新型コロナウイルス対策に関する施策が大きな焦点となる。また、関連する意見書案が提出されており、今後の議論に関心が寄せられるところである。議長は次回日程を報告し、3月2日の本会議での質疑を告知した。