令和元年第4回定例会が開催された。
本会議では市政に対する一般質問が行われ、「商工会議所について」、「フィンランドとの交流について」、「食育について」、「ハイキングのまちづくりについて」、「消防団について」が主要議題として挙げられた。
特に商工会議所に関しては、飯能商工会議所の新会館建設状況に関する質疑があり、「青田精一産業環境部長」は現在の工事の進捗状況を詳細に説明し、来年3月の完成を見込んでいると述べた。商工会議所が新たな観光発信基地となることに期待を寄せており、「大津力議員」は市がこの新しい会館に何を期待しているのかを問うと、青田部長は観光の拠点として重要な役割を担うとの見解を示した。
フィンランドとの交流に関する質問では、地域協会の設立に至る経緯が解説され、「清水直子市民生活部参事」はフィンランドの国との関係がより緊密になることの意義を強調した。また、食育の取り組みについては、学校での食育活動が健全な食生活を育む重要性を持つとされ、教育委員会の「今井直己教育長」はその取り組み状況について言及した。
ハイキングのまちづくりについては、「青田精一産業環境部長」がハイキング客の受け入れ状況や今後の課題について説明し、地域と共に観光資源を活用する意義を強調した。特に、ハイキングコースへのアクセスの整備や地域活性化が期待されることが示された。
消防団については、「大津力議員」が活動の意義を再確認し、特に新規団員の確保の難しさについて問題提起した。「吉田実危機管理監」は消防団活動の重要性と、今後の取り組みについての考えを示した。
これらの議題を通じて、飯能市の未来に向けた様々な施策や課題が明らかにされ、引き続き市民生活の向上を図るための努力が必要であると強調された。