令和2年第4回飯能市議会定例会が9月4日、開会した。
本日の議事が円滑に進行する中、最初に初日の日程が報告された。議長の平沼弘議員は、「本定例会の会期を29日間としたい」と提案し、異議なしと認められた。
次に、新井巧議員、金子敏江議員、加藤由貴夫議員の3名が会議録署名議員に指名された。この後、市長の挨拶が予定された。大久保勝市長は今回の議会に向けて、感謝の言葉を述べるとともに、今後の取り組みについても言及した。
市長は、最近の埼玉県知事による視察の際の出来事を紹介した。狭隘箇所の通行の困難さを直接知事に確認してもらい、理解を得たことを強調した。この視察は市の交通問題を解決する上で重要である。
また、市内の公立小・中学校にタブレット端末を導入したことについても報告した。市長は、「教育改革の一環として、児童一人一人にマイタブレットを配布した」と説明し、市内の児童たちの反応に関して、「ニコニコした様子で操作していた」と語った。これにより、学びの質の向上が期待される。
さらに、ノーラ名栗の利用者数が前年同月比の3.4倍で約1万4,000人を記録したことも発表された。新型コロナウイルスに対する対策を施し、安全な運営に努める姿勢が示された。
新たな生活様式“HANNOスタイル”によるイベント開催も予告され、市内の飲食店を応援する取り組みが進められる。また、市長は「新型コロナウイルス対策として、地域経済の活性化を目指す」と述べ、この取組みの重要性を訴えた。
本定例会に提案されている議案として、給料の特例に関する条例案、名栗中学校の廃止に関する条例案などが含まれている。議案の内容は詳細に報告され、各議案に関する質疑が行われる予定である。
この後、さらに詳細な議案に対する説明に進む。議案の審議や定例会を通じ、市における教育や交通、地域振興の取り組みがどのように進展するのか、注視されるところである。
本日の会議は午前11時22分に散会され、明日の会議に備えることとなった。