令和２年第５回定例会が12月18日、飯能市議会において開催された。議案第82号から第97号までの一括議題が主要な内容となり、全ての議案が可決されたことが確認された。
議会運営委員会の委員長である中元太議員が、意見書案8件の審議結果を報告した。中元議員の発言によれば、6件は全会一致を得られなかったが、2件は本日新たに提出された。
一方、議案第82号「飯能市国民健康保険税条例の改正案」では、軽減が拡大され、影響を受ける世帯は約160世帯に上り、約130万円が見込まれると新井重治議員から報告があった。さらに、5割軽減から7割軽減に該当する世帯が約70世帯で、2割軽減から5割軽減に拡大する世帯が約50世帯、新たに2割軽減の対象となる世帯が約40世帯と見積もられている。
議案第83号「令和2年度飯能市一般会計補正予算」については、歳入や歳出それぞれの減額理由と内容が詳細に報告され、原案通り可決された。また、議案第84号、85号、86号についても順次可決され、各案件が進展したことが強調された。
さらに新たに上程された議案第98号では、ひとり親世帯臨時特別給付金に関連する予算が追加されることとなった。これにより、特に新型コロナウイルス危機下での生活支援が強化され、施行される予定であることが議会全体で確認された。