令和6年第1回定例会が令和6年3月8日に開催され、市政に対する一般質問が行われた。議員らは、子ども関連やまちづくり、自治会、外国人住民の増加など多岐にわたるテーマについて質疑を展開した。
子ども関連の質問を行った椙田博之議員は、子ども議会について中学生の参加があり、児童が市政に関心を持つ貴重な体験になったと評価しつつ、さらに多くの子どもが議会に参加できるような取り組みを求めた。教育部の中井健一参事は、子ども議会が生徒にとって民主主義の学びの一環となり、今後も開かれる可能性に言及した。
また、まちづくり関連では、飯能まちなか未来ビジョンや埼玉版スーパー・シティプロジェクトに関する議論が展開された。建設部の木崎晃典参事は、ビジョンを通じて多様な人々が集まり、多様な活動ができる町づくりを目指すと発言。視聴者参加型イベントや公共空間の活用についても強調し、居心地の良い街の実現に向けた努力を述べた。
道の駅の整備については、住民からの期待が高まっていることが周知されており、企画総務部の大野悟君は民間企業と連携して持続可能な地域活性化を図る姿勢を示した。また、地域の特性を生かした商業活動の促進や子ども食堂の支援についても触れられ、その重要性が再確認された。
さらに、Downstreamのサポートに基づく地域資源の活用が進む食品加工や商店街活性化の取り組みについても言及され、食文化の伝承や地域の魅力を広げるための施策が今後も継続されることが期待された。総体として、議会での発言は多様な視点から街づくりや子どもの育成を促進する強い意志が表れていた。