令和3年第4回飯能市議会定例会が開会した。
9月3日、飯能市議会において、会期や議案についての報告が行われた。議長の中元太議員は、「本日の会期は26日間とし、議案第50号から第65号、認定第1号から第11号を一括上程すると伝えた。
議会運営委員会の報告によれば、会期は9月3日から28日までの26日間と決定。議案については、特別定額給付金や新型コロナウイルス対策に関連する経費が増加したことがポイントとして述べられた。
議長は、市長からの挨拶を受けるため、議事を進行する。ここで、新井重治市長が挨拶を行った。
市長は、先月の市長選挙後に就任したばかりであり、任務の重さと市民の期待を実感しているとし、自身の考えや施策について紹介。新型コロナウイルス対策を優先事項に掲げ、ワクチン接種の促進と経済回復に取り組む意向を表明した。「市民とともにつくる飯能市」をキャッチフレーズに掲げ、市民との対話を重視する施策が強調された。
また、自然災害への対応や子育て支援の充実、中心市街地の活性化にも触れられる。市長は、特に市民生活の利便性を高め、安全で住みよい町づくりを進めると約束。
議案では、29件の案件が報告され、特に令和2年度の各特別会計の決算報告や新型コロナウイルスの影響による財務状況の説明が行われた。これにより、歳出の執行率や決算の内容についても詳細が述べられ、質疑は次回日程に予定されている。
議長は、今後の日程についても報告。9月8日には、議案に対する質疑が行われる予定である。議会はこの日、午前10時から開会し、散会は午前10時53分であった。