令和4年第3回飯能市議会定例会が始まり、議会運営に関する重要な決定が行われた。
本定例会の会期は、6月3日から6月21日までの19日間と決定されたと、議会運営委員長の野口和彦議員が報告した。議長の中元太議員は、会期に異議がない旨を確認し、会期の日程が確定したことを伝えた。
また、議案第37号「令和4年度飯能市一般会計補正予算(第1号)案」が上程され、特に子育て世帯生活支援特別給付金に関する質疑では、金額が一律5万円となった理由について質問があった。福祉子ども部長の内沼和彦氏は、これが新型コロナウイルスの影響や物価高騰に対応したものであると説明した。
続いて、金子敏江議員が質疑を行い、具体的な世帯数と支給額について詳細な回答を求めた。この支援策により、子育て世帯に対して合計で約7,750万円が支給される予定であり、内訳についても具体的に示された。対象世帯の情報提供や支給事務のスケジュールも周知され、迅速な手続きが求められている。
さらには、市長の新井重治氏より挨拶があり、感染者数の状況や過去のイベントの成功について報告した。市長は市民との対話の重要性を伝え、今後も意見を市政に生かしていく方針を示した。さらに、次回の定例会の日程についてもアナウンスがあった。
本 day の議事では、議案の上程が複数行われ、各議案についての提案理由が明示された。特に、予算案や税条例改正における詳細な内容が提示されたことが印象的であった。市職員の負担軽減策としての人材派遣が提案され、議員の理解を得るよう努めている。
本定例会の重要な議題が次々に取り上げられたことで、今後の市政運営への影響が大いに期待される。議会の運営が円滑に行われることが、市民サービスの向上に資することが望まれる。