令和6年第2回高石市議会定例会が開催され、様々な議題が取り上げられた。議長の寺島誠氏が開会を宣言し、出席を確認後、一般質問が始まった。
議員たちは、最初に「事業仕分けについて」の意見を述べ、次年度予算への反映を求めた。特に、事務事業点検が過去に実施されたことへの不満が述べられ、今回の取り組みについて期待が寄せられた。山敷恵氏は、過去の事務点検が不可欠であるとし、迅速な市民ニーズの把握が必要だと強調した。
次に、全ての学校における「災害時の給食利用」に関する議論が続いた。危機管理課長の吉村智博氏は、学校調理室や非常時の給食体制に携わる方々の衛生状態に細心の注意が必要であると述べ、トイレ問題の具体的な対策が求められた。
また、災害対応としてのドローン導入が議題に上がり、たとえば、近隣の自治体が既に導入していることを踏まえ、導入の必要性が指摘された。市としても必要な調査研究を行い、実施方針を決定するとの見解が示された。
さらに、シーサイドフェスティバルの成功は、救護体制の重要性についての良い教材となった。会場内の救護所設置や、地域医療機関との連携が有効であることが確認された。