令和元年第1回高石市議会臨時会が開催された。
本会議では、監査委員の選任や市税条例の一部改正などが議題となった。
特に、ふるさと納税制度の見直しが取り上げられ、議員から活発な意見が出された。
議案第3号として「高石市監査委員の選任について」が提案された。市長の阪口伸六氏が提案理由を述べ、「新たに寺島誠氏を適任と認め選任した」と説明した。
この議案については異議なく同意され、寺島氏は監査委員として就任することになった。彼は挨拶の中で、「監査委員の職務に対し、誠心誠意取り組む」と述べた。
次に、議案第1号として「専決処分の報告」が討議された。政策推進部長の石坂秀樹氏は、「市税条例等の一部改正について報告する」とし、改正の理由を説明した。
その中で、ふるさと納税制度が見直され、寄附金税額控除の指定制度が導入されることが触れられた。議員の明石宏隆氏は、見直しの早期対応を求め、地元のガソリンを返礼品にするとのアイデアを提案したが、総合政策課長の亀山政記氏は、ガソリンは「地場産品に該当しない」との見解を示した。
理事者からの説明の後、議案第2号として「平成30年度一般会計補正予算」についての専決処分が報告された。こちらも議論は特になく、原案通り承認された。
さらに、泉北環境整備施設組合議会議員選挙及び泉北水道企業団議会議員選挙が行われ、複数の議員が指名された。また、高石市泉大津市墓地組合議会議員選挙も同様に執り行われ、全員が異議なく当選した。
最後に、本会議では閉会中の継続調査の申し出が認められ、全ての議案が終了した後、臨時会は閉会となった。議長の久保田和典氏は、「皆様のご協力に感謝申し上げます」と述べ、会議を締めくくった。