令和2年9月定例会において、高石市では創業型コミュニティカフェの取り組みについて議論された。これに関し、松田亜季議員がその現状と課題について発言した。議論の中で、創業型コミュニティカフェが国の補助金を活用して行われたが、実際には1件が廃業となるなどの結果が示されたことが指摘された。この廃業については、オーナーによる火災が理由とされているが、その後の運営が適切でなかったのではないかと疑問の声が上がっている。さらに、創業型コミュニティカフェとしての役割を果たせなかったことに対する再評価が求められている。
議会では、高石市における新型コロナウイルス対策も議題となった。学校の運営において、マスクの着用や手指消毒、換気等の基本的な感染症対策が徹底されていることが強調され、6月の中断後も段階的に授業が再開されている。また、地域の子育てや特に保健福祉部門への支援体制が確認され、今後の課題としてさらなる情報共有が提案された。
自転車の交通マナーに関する課題も重要視されており、自転車の交通違反が増加している現状に対し、マナー向上に向けた取り組みが必要であると指摘された。特に、学校での教育やコミュニティ活動を通じて、住民との連携強化が求められている。議員からは、テレワークの導入や押印慣行の見直しを進めることも提案され、行政の働き方改革に向けたアプローチに期待が寄せられた。