令和3年5月19日及び20日、令和3年第2回高石市議会臨時会が開催された。
まず、日程第1の会期の決定に関して、議会運営委員会の決定を受けて会期が2日間であることに異議がないことが確認された。
続いて、会議録の署名議員として、木戸晃氏と畑中政昭氏が指名された。市長、阪口伸六氏は挨拶の中で、議会の開催に際し、迅速な市政運営に対する感謝と議員らへの協力を訴えた。また、今回の議会には重要な議案が提示されている旨を報告した。
日程第4では、議案第1号に関する専決処分の報告が行われた。政策推進部長の浅岡浩氏は、地方税法等の改正に伴う市税条例の一部改正について説明した。この中で、固定資産税や軽自動車税に関する特例措置が延長されることが強調された。議案は異議なく承認された。
次に、日程第5では、令和3年度の一般会計補正予算について、再度専決処分の報告が行われた。浅岡氏は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、特に困難な状況にあるひとり親世帯を支援するための予算増額を説明した。議案も承認された。
尚、議会運営に関する事務や常任委員会の委員選任、監査委員の選任に関する報告も行われ、各案件は異議無く通過した。
また、議長としての永山誠氏の辞職が許可され、その後新議長が清水明治氏に選任された。議長選挙は円滑に進行し、清水氏は今後の議会運営に精力的に取り組む意向を示した。
最後に、すべての議案が承認され、臨時会は無事に閉会した。議員らの間には、この時期ならではの市民への支援に向けた期待と責任が感じられた。