令和5年12月定例会が開催され、様々な重要な議題が議論された。
本日提起された南海本線・高師浜線連続立体交差事業に関し、関係者は事業の完了予定を明言した。この事業に伴う伽羅橋駅のエレベーター設置については、事業推進室駅周辺整備課長の藤本健吾氏が進捗に関する詳細を報告し、エレベーター設置のための用地交渉が現在進められていると述べた。しかし、工事完了までのスケジュールを考慮すると、連立工事の完了には間に合わない見込みである。
続いて、高師浜線の開通記念式典についても質問があった。この件に関して、事業推進室長の石栗雅彦氏は現在の段階で南海電鉄と協議が進ついていることを明示し、日程や実施内容が確定次第報告を行うと約束した。
次に、校区再編についても議論され、教育部次長の松田訓一氏が設置された校区再編等検討委員会の目的とメンバー構成について辿った。千代田地域の進学問題など、多岐に渡る意見が寄せられ、今後も検討を進める必要があるとも述べた。
また、いじめと不登校対策についても言及があり、学校教育課長の山崎陽子氏が具体的な取り組みとその結果について答弁した。過去のデータに基づき、いじめの認知件数が前年より増加している現実と、それに対する迅速な対応が必要であるとの指摘が強調された。
さらに、自転車用ヘルメットの着用率に関する調査も行われ、土木管理課長の伊奈康徳氏が詳細を報告した。全国で見ても低い着用率を受けて、対策が今後必要であるとの認識が示され、具体的な施策を講じることが求められた。
食品ロス削減については環境政策課長の大坂友和氏が取り組みの重要性を指摘し、今後の支援策が必要であると強調した。高石市にて事業者や地域団体との連携を進め、効果的な施策が望まれる。
最後に、高石駅前広場や羽衣北ヤードについての整備計画について議論が交わされ、活用方法や地域のニーズに基づく取り組みが今後進められることが確認された。市は市民の意見を基に、より良いまちづくりを進める考えが強調された。