令和2年9月定例会(第3回)が開催され、木戸晃議員に対する懲罰の動議が重要議題として取り上げられた。
本会議では、清水明治議員や他の3名による動議の説明があり、その内容が注目を集めた。具体的には、木戸議員が福祉土木委員会において不適切な発言をし、他の委員会運営を中傷したことが問題視された。
木戸議員に対するのは、地方自治法第135条第2項および会議規則第114条第1項に基づく懲罰である。この動議に対し、木戸議員自身が品位を汚していないと一身上の弁明を行ったが、議会では懲罰特別委員会が設置されることとなった。
懲罰特別委員会の審査の結果、最終的に全会一致で懲罰を科すべきでないとの結論に至った。委員長の畑中政昭議員は、慎重審査の結果を報告し、議会運営上の課題については今後協議されることが確認された。
本件は、議員間の信頼関係や議会の運営に与える影響が大きく、今後の議会運営における重要な参考となるだろう。また、懲罰特別委員会の設置を経て、動議の取り扱いがどうなるかも注視されることが予想される。この日の議会では、木戸議員の除斥が求められる場面が何度かあり、その都度議会の運営が順調に進められていった様子がうかがえた。