令和2年6月26日、和泉市議会第2回定例会が開催された。本日の議題の中心は、議員による一般質問であった。出席した24名の議員は、各自の関心を持つテーマについて議論を交わした。特に、子育て支援、災害対策、及び新型コロナウイルス対策に関して多くの提案がなされた。
議員の中で関戸繁樹氏は、留守家庭児童会での弁当宅配について質問した。この問題は、多くの共働き家庭の負担を軽減するものであり、現在は市による実施方法の検討が進められている。教育・子ども部長の並木敏昭氏は、今年の夏休みに試験導入を行う予定であると述べた。
また、石原議員は、災害時の避難所対応に関する質問を行い、感染症対策を考慮した避難所の運営方法についても追求した。市長公室危機管理監の岡田辰雄氏は、避難所の衛生管理や三密を避けるための具体策について回答した。
浜田千秋議員は、遠隔手話通訳の導入について質問し、現在の手話通訳者の登録状況と今後の施策についての説明を求めた。福祉部長の堂ノ上宏幸氏は、新型コロナウイルス対応の中での通訳者の感染リスクを減少させるため、各種対策を講じる準備を進めていると述べた。
友田博文議員の質問では、公共下水道の整備状況や南部地域での開発規制の緩和について再度言及があり、これからの整備計画について積極的な回答が求められた。市長公室長の八木剛氏は、地域の特色を生かした取り組みを進めたいとの意向を示した。
このように、議員たちは各自の地域の課題に対して真摯に向き合い、改善策や方針について質疑応答を行った。議会の討議を通じて市民サービス向上のための基盤が議論され、今後の施策にも影響を及ぼすことが期待される。